交換が必要な2ハンドル水栓の兆候

北九州水道修理隊

2ハンドル水栓の構造

2ハンドル水栓は、一般的にキッチンやバスルームなどで使用される水栓で2つのハンドル(取っ手)を持つ構造です。それぞれのハンドルは、水の流量や温度を制御する役割を持っています。
以下に、一般的な2ハンドル水栓の構造を説明します。
・流量ハンドル: 通常、水栓の右側に配置されています。このハンドルを操作することで水の流量を調節することができます。ハンドルを回すと水の流れが強くなったり弱くなったりします。
・温度ハンドル: 通常、水栓の左側に配置されています。このハンドルを操作することで水の温度を調節することができます。ハンドルを回すと水の温度が冷たくなったり温かくなったりします。

一般的には、流量ハンドルが前後に温度ハンドルが左右に動くようになっています。水栓の内部には、ハンドルの操作によって開閉されるバルブやカートリッジがあり、これらの部品が水の流量や温度を制御します。
2ハンドル水栓は、独立して流量と温度を調節できるため好みの水の使い方や温度調整がしやすいという利点があります。ただし、操作が分かれているため初めて使う人にとっては少し慣れが必要かもしれません。

耐久性
2ハンドル水栓の耐久性は、使用されている素材や製造品質、適切なメンテナンスによって異なります。一般的に、高品質な2ハンドル水栓は長期間にわたって頑丈で信頼性の高い性能を提供します。
以下は、一般的な素材と耐久性に関する情報です。
・本体素材:
水栓の本体は一般的に真鍮やステンレス鋼などの金属で作られています。これらの素材は耐久性が高く錆や腐食に強い特徴があります。
・バルブやカートリッジ:
水の流量と温度を制御するために使用されるバルブやカートリッジも耐久性が重要です。高品質な素材やシール材料を使用したものは、摩耗や漏れのリスクを軽減し長期間にわたって正確な制御を提供します。
・仕上げ加工:
水栓の表面に施される仕上げ加工も耐久性に影響します。クロムメッキやその他の耐久性の高い仕上げは、耐久性を向上させるだけでなく美観も保ちます。

重要なのは、正しい取り扱いと定期的なメンテナンスです。水栓のハンドルやバルブに過剰な力をかけたり適切な清掃やメンテナンスを怠ったりすると耐久性に影響を与える可能性があります。メーカーの指示に従い適切なメンテナンスを行うことで2ハンドル水栓の耐久性を最大限に引き出すことができます。

浴室の2ハンドル水栓のトラブル
浴室の2ハンドル水栓には、以下のようなトラブルが発生することがあります。
●水漏れ
●操作不良(ハンドルが回らない、水が出ないなど)
●水の温度調節ができない


これらのトラブルは、水栓自体の故障や配管の問題などが原因となることがあります。
修理する場合は、まず原因を特定することが大切です。簡単な修理で済む場合もありますが、配管の交換や水栓自体の交換が必要な場合もあります。
特に、水漏れが発生している場合は、早急に修理することが重要です。水漏れが続くと、カビや雑菌の繁殖、床や壁の腐食や浸水、周辺の木材や建材の劣化などが引き起こされる可能性があります。
耐久年数
浴室の2ハンドル水栓の耐久年数は、使用頻度や水質、メーカーや製品の品質によって異なります。一般的に、中程度の使用頻度であれば10年以上、多頻度の使用であれば5年程度が目安とされています。ただし、適切なメンテナンスを行い瑕疵がなければ、さらに長期間使用することも可能です。
交換時期
浴室の2ハンドル水栓の交換時期は、使用頻度や水質、メーカーや製品の品質によって異なりますが一般的には10年程度とされています。しかし、使用状況によっては5年未満で交換が必要になる場合もあります。また、使用頻度が少ない場合や水質が良い地域では、20年以上も持つ場合もあります。定期的なメンテナンスや清掃、異常な挙動があった場合には、早めに交換を検討することが重要です。

お客様からの評価

施行ショット9
実家の浴室は昔ながらのタイルのお風呂で、混合水栓についても回して水・お湯を出すタイプのものを使っています。回すタイプの混合水栓を使っているので故障も無く使い続けることができていました。しかし、少し前からポタポタ水漏れが起こるようになり、カランとシャワーを切り替えても使用していないほうからも水が漏れる状態となっていました。親戚が機会に詳しいので混合水栓について相談してみると、それくらい簡単だよ」と持ち合わせの部品等で修理をしてくれると言ってくれたので、お願いをしました。しかし、本来はケレップを新しいのに交換しても直る部分だと言うのですが水が漏れ続けてさすがのお手上げ状態でした。
スマホで調べてマリン水道サービスさんに来てもらうことにしました。混合水栓についてみてもらうと、長年使用していたこともあり、今回はケレップではなく金属疲労で修理できないと説明され、混合水栓を丸ごと変えるしか選択肢はありませんでした。同席してくれた親戚もスタッフさんの丁寧な説明とたしかな知識・技術に納得したので今回は新しく混合水栓を交換してもらうことになりました。その後は、問題なく使えるようになった解決してよかった。



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